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環境管理センターブログ

2026/09/29

YouTubeで話題になった楽曲について、「AIで作られた作品ではないか」という議論が起きている。私も聴いてみたが、まず曲そのものがいいと思った。だからこそ、誰が、どうやって作ったのかが気になるのだろう。

 

この話を見て、時計の「クォーツショック」を思い出した。正確で手頃なクォーツ時計が普及しても、機械式時計は消えなかった。私自身、機械式時計派だ。時刻を知るだけなら、もっと正確で便利な方法はいくらでもある。それでも、小さな歯車が動き続ける時計を腕に着けていたい。

 

そこに人間の熱のようなものを、たとえ幻想だったとしても、求めたくなるのだ。

 

音楽にも似たことが起きるのだろうか。AIによって、整った曲を作ることがずっと身近になる。聴いて心地よい曲が増えるのは面白い。一方で、好きなアーティストの新曲を待つ気持ちは、音の出来だけでは説明できない。その人が何を見て、何に悩み、どんな言葉を選んだのか。そんなことまで想像しながら聴いている。

 

もちろん、人間が苦労して作ったというだけで、よい作品になるわけではない。AIで作られた曲にも心を動かされるかもしれない。それでも制作の背景を知りたくなるのは、私が作品の向こうに人を感じたいからなのだろう。

 

安くて高性能なものが増えていく時代に、人は何に価値を感じるのか。機械式時計を眺めながら、しばらく考えてみたくなった。

2026/09/27
27/100 整理収納でつながる。  

整理収納アドバイザーの仲間は、全国にいます。

 

昨日は関東のアドバイザー仲間が、土門拳記念館をはじめ、庄内の著名な建築を巡る旅にいらっしゃいました。私は遊佐町の「カフェ翠」さんで合流。みんなでベンチに並び、鳥海山を眺めました。

 

庄内の風土のこと、ご自身が携わった壮絶な遺品整理の体験のこと。景色を前にして、話はあちこちへ広がります。

 

人と人がつながる。それも「整理収納」を通じてつながっているのだから、面白いものです。なぜか整理収納アドバイザーの方々と話していると、前向きな話が多い。目の前の困りごとをどうにかしたい、暮らしを少し良くしたい。そんな思いを持つ人たちだからかもしれません。

 

一行はこのあとこちらも庄内にある著名な建築物と行っていいと思いますスイデンテラスへ宿泊。明日は加茂水族館を訪れるそうです。

 

いつも見ている鳥海山も、遠くから来た仲間と一緒に眺めると、少し新鮮に見えました。庄内でまた一緒に過ごせたことが、うれしい一日でした。

2026/09/25

今年も残すところ、あと100日ほど。

 

会社の事務所を見渡しながら、そろそろ年末の大掃除を意識する時期になってきました。

 

とはいえ、年末の忙しい時期に「今日はみんなで大掃除!」と一気にやるのも、なかなか大変です。

 

そこで今年は、今から少しずつ始めることにしました。

 

名付けて「細切れ大掃除」。

 

今日はこの棚。

次は書類の引き出し。

その次は給湯室。

窓や照明、普段なかなか手をつけないところも、時間を見つけて少しずつ。

 

一度に全部やろうとすると大仕事ですが、ひとつひとつならそれほどでもありません。

 

100日あれば、かなりの場所をきれいにできます。

 

そして会社の大掃除は、単に汚れを落とすだけではありません。

 

「これはまだ必要なのか?」

「なんとなく置きっぱなしになっていないか?」

「もっと使いやすい場所はないか?」

 

そんなことを考える機会にもなります。

 

事務所は毎日使っている場所だからこそ、少しずつモノが増え、いつの間にかそれが当たり前の景色になっていきます。

 

だから、ときどきリセットする。

 

整理して、減らして、掃除して、使いやすくする。

 

年末最後の一日にまとめてやるより、残り100日を使って少しずつ整えていくほうが、案外いいのかもしれません。

 

きれいな事務所で一年を締めくくって、気持ちよく新しい年を迎える。

 

今年の大掃除は、今日から細切れスタートです。

2026/09/23

昨日、私の両親の金婚式と、妻の両親のエメラルド婚式を祝う会を開いた。

 

これまで、還暦のお祝いなども何もしてこなかった。何かお祝い事をしてあげたいなあと思いながら、いつの間にか月日が過ぎていた。そこで今年は「両親たちのお祝い会を開く」ことを目標の一つに掲げた。昨日、ようやくそれを形にすることができた。

 

東京から娘たちも駆けつけて、家族10人が集まった。こうして全員で顔を合わせる機会も、今ではそう多くない。席に着いた皆の顔を見ているだけで、会を開いてよかったと思った。

 

会の中では、4人の孫が、4人の祖父母へそれぞれメッセージを贈った。普段は照れくさくて言えないことも、この日だからこそ言葉にできたのかもしれない。一人ひとりの言葉に、皆の目から涙が流れた。

 

その後は皆でカラオケを歌い、笑って、また誰かが歌い始める。しんみりした空気のまま終わらないところも、私たちらしい。あっという間の楽しい時間だった。

 

ふと、両親たちの背中が目に入った。やはり、以前より小さく感じる。

 

子どもの頃は、自分よりずっと大きく、何でもできる人たちだと思っていた。今も元気に笑っている姿がうれしい。でも、こうして一緒に過ごせる時間は、当たり前に続くものではないのだろう。

 

大げさな親孝行はできていない。それでも昨日は、みんなで集まって、おめでとうを伝えられた。両親たちにも、駆けつけてくれた家族にも感謝している。

 

また皆で集まろう。次は何のお祝いでなくてもいい。そんなことを思った一日だった。

2026/09/21

新聞に、新潟市で始まった「不要品との物々交換所」が紹介されていました。

 

家庭の不要品を持ち込み、500円で5点まで交換できる仕組み。学生や子育て世代、高齢者、障害のある方は無料で利用できるそうです。

 

運営しているのは、リユース品販売などを手がける会社。まだ使える物を捨てずに、必要としている人へつなげていきます。

 

記事の見出しは、

 

「リサイクルで人助け」

 

とても分かりやすく、本質を表した言葉だと思いました。

 

私もこれまで、同じようなことを何度か考えたことがあります。

 

家財整理の現場では、まだ十分に使える家具や生活用品がたくさん出てきます。しかし、それらすべてに買い取り価格がつくわけではありません。

 

売れる物ではない。

 

けれど、捨てるにはもったいない。

 

必要としている人にとっては、十分に価値がある。

 

その間にある物を、うまく循環させる仕組みができないだろうか。そんなことを何度も考えてきました。

 

ただ、考えることと実行することの間には、大きな距離があります。

 

場所を用意し、人を配置し、持ち込まれた物を選別する。壊れた物や汚れた物をどうするのか。残った物の処分費を誰が負担するのか。

 

善意や理想だけでは続けられません。

 

だからこそ、実際に形にして運営していることが素晴らしい。

 

リサイクルやリユースは、環境のためだけにあるものではありません。物を必要としている人を助け、暮らしを少し楽にすることもできます。

 

物を救うことが、人を助けることにつながる。

 

私たちの仕事にも通じる考え方です。

 

一度、実際の交換所を見に行ってみたいと思います。

 

どんな物が集まり、どんな人が利用し、どのような仕組みで運営されているのか。そして、庄内でもできることはないのか。

 

考えていたことを実行している人に会うと、自分の中にあったアイデアも、急に現実味を帯びてきます。

 

「面白い取り組みですね」で終わらせず、まずは現場を見てみたい。

 

新しい取り組みは、きっとそこから始まるのだと思います。
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