15/100 人が変わるタイミングとは
2026/09/15今日、ちょっと嬉しいことを言われました。
彼を見てきた先輩スタッフの一人から、
「〇〇、最近すごく変わりましたよ」
と。
彼は、ここ数年なかなか仕事の面で伸び悩んでいたスタッフです。
もちろん真面目に仕事はしている。
でも、もう一歩、自分から考えて動くというところまでいかない。
そんな印象を持っていました。
ところが最近は、自分で考えて行動するようになり、報告・連絡・相談もしっかりできるようになったというのです。
これは嬉しかった。
何より、私ではなく、ずっと彼の仕事ぶりを見てきた先輩スタッフからそんな言葉が出てきたことが嬉しかったのです。
何が彼を変えたのか。
実は少し前に、彼の上にいたスタッフが異動になりました。
それがきっかけだったのかもしれません。
頼れる人が近くにいなくなり、自分で考えなければならなくなった。
自分が判断し、自分が動かなければ仕事が進まない。
そんな環境が、彼を変えたのかもしれません。
もちろん、本当のところは本人に聞いてみなければ分かりません。
でも、今回のことから改めて思ったことがあります。
人が伸び悩んでいるとき、私たちはついつい、
「本人の意識が足りない」
「もっと積極的になってほしい」
と、本人の中に原因を探してしまいます。
でも、もしかすると違うのかもしれない。
その人の能力が足りないのではなく、その力を発揮する役割や環境が、まだ整っていなかっただけなのかもしれません。
誰かがいなくなったことで、自分の役割ができる。
任されることで、考えるようになる。
考えるから、行動するようになる。
そして自分で動くからこそ、報告・連絡・相談の大切さも分かってくる。
人って面白いものです。
何年も見てきたスタッフが、あるタイミングでグッと伸びることがある。
だから、人の成長をこちらの物差しだけで急いで判断してはいけないのだと思います。
人が育つタイミングは、こちらでは決められない。
でも、その人が力を発揮できる場所や役割をつくることはできる。
そして、その変化をちゃんと見つけて、認めることもできる。
数年間伸び悩んでいたからこそ、今回の変化が余計に嬉しい。
こういう瞬間があるから、人と一緒に仕事をするのは面白いんだよなぁ。

