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環境管理センターブログ

2026/07/20
746/1000 50歳の少年たち   

昨日は、地元の同級生と久しぶりに飲んだ。

今年、私たちは50歳になる。

傍から見れば、立派なおじさん達の宴会だ。

でも、本人たちの感覚は子どもの頃と何も変わらない。

毎回お決まりの懐かしい話で笑い、

子どもの話をし、

老眼や健康診断の話で盛り上がり、

そしてマドンナの話になる。

地域のことや将来のことも話す。

結論が出るわけではない。

それでも、同じ時間を過ごした仲間だからこそ共有できる思いがある。

思えば、子どもの頃は親や地域の大人たちを見て、「おじさん」「おばさん」だと思っていた。

でも今、その年齢になってみると、中身はあの頃とあまり変わっていない。

少し体にガタはきた。

近くの文字は見えづらくなった。

責任も増えた。

それでも、笑うツボも、友達との距離感も、心のどこかにいる少年も、あの頃のままだ。

きっと80歳になっても同じなのだろう。

子どもの話をして、

健康の話をして、

「そういえば、あの子どうしてる?」とマドンナの話で笑う。

人は歳を重ねる。

でも、本当の自分は、案外歳を取らないのかもしれない。

2026/07/18
744/1000 環境は嘘をつかない   

人は、不満を抱える。

家庭でも、職場でも、友人同士でも。

不満のない世界なんて、おそらく存在しない。

では、その不満は何なのだろう。

給料がもっと高ければ解決するのか。

お小遣いが増えれば満足するのか。

もちろん、お金は大切だ。

生活には最低限必要なお金がある。

それは安心して生きるための土台であり、デッドラインを守るものだと思う。

しかし、その先にある不満は、お金では埋まらないことが多い。

本当に欲しいのは、

「ありがとう。」

その一言なのかもしれない。

「助かったよ。」

「いつも見ているよ。」

「あなたのおかげだよ。」

そんな真心のこもった言葉は、不思議なくらい人の心を満たしてくれる。

反対に、その一言がないだけで、どれだけ頑張っても報われない気持ちになることがある。

しかし、もっと難しいことがある。

それは、その「ありがとう」が言えない時があるということだ。

忙しさ。

疲れ。

心の余裕。

そして、心の中のわだかまり。「自分のことで精一杯」こうなると

本当は感謝しているのに、言葉が出てこない。


だから最近思う。

人間関係は、相手の問題だけではない。

自分自身のコンディションが大きく影響しているのだと。

では、自分のコンディションはどうすれば分かるのだろう。

私は、身の回りの環境を見れば分かると思っている。

机の上は乱れていないか。

部屋は片付いているか。

庭の草は伸び放題になっていないか。

職場のトイレはきれいか。

環境は嘘をつかない。

そして、環境は心を映す鏡でもある。

「最近、ありがとうと言えていないな。」

そう感じたら、まずは身の回りを整えてみる。

不思議なことに、環境が整うと心にも少し余白が生まれる。

その余白が、感謝の一言を運んできてくれるのかもしれない。

2026/07/16
972/1000 見守る勇気   

ちょうど今はツバメの巣立ちの季節。

会社のテラスに、5羽のヒナが次々と降りてきた。

最初は巣から落ちたのかと思い、一度巣へ戻してみた。しかし、しばらくするとまたテラスへ降りてくる。

どうやら、巣立ちの時期を迎えたようだ。

親鳥は何度も餌を運んでくる。でも、一羽だけ少し離れた場所にいて、「あの子は餌をもらえるのだろうか」と心配になった。

近くへ連れて行ってあげようか。

そんな気持ちが何度も頭をよぎる。

それでも、ぐっとこらえた。

幸い、このテラスには猫もカラスも来ない。親鳥もちゃんとヒナを見つけて餌を運んでいる。今は飛ぶ力がまだ足りないだけで、もう少しすればきっと大空へ飛び立っていく。

自然には自然の流れがある。

人間の優しさが、時には成長の機会を奪ってしまうこともあるのだろう。

もちろん、本当に危険な時は手を差し伸べることも必要だ。

でも、見守ることもまた、優しさの一つなのだと思う。

巣へ戻した時、小さな声で「ピー」と鳴いた。

その声があまりにも可愛らしくて、思わず連れて帰りたくなるほどだった。

それでも、この子たちが本当に目指している場所は、私の手の中ではない。

庄内の広い夏空だ。

人もツバメも、いつかは巣立つ。

その時に必要なのは、手を出すことだけではない。

見守る勇気。

そんなことを思ったりした。

2026/07/14
954/1000 梅雨時の海辺が好き   

 意外と、この梅雨の時期の海辺が好きだ。

海水浴シーズン前だから、海はまだそれほど賑わっていない。

波の音だけが静かに響き、時間がゆっくり流れている。

空はどんよりと曇っている。

それでも、ときおり雲の切れ間から陽が差す。

その一瞬だけ、海の色がふっと明るくなり、景色の表情が変わる。

そして、この季節は塩の匂いが濃い気がする。

雲が低いからなのか、湿った空気のせいなのか分からない。

潮の香りが、いつもより近く、深く届いてくる。

派手さはない。

むしろ少し寂しささえある景色なのに、不思議と心は落ち着く。

夏がそこまでやって来ているというソワソワ感があるのだろうか、子供の頃から見てきた景色だ。

2026/07/12
952/1000 「『なぜ』が見つかると、人は動き出す」   

最近、サイモン・シネックの「ゴールデンサークル」という考え方に触れた。

人や組織は、「何をしているか(WHAT)」ではなく、「なぜそれをするのか(WHY)」から語ることで、人の心を動かすというものだ。

昨日は朝からずっとそのことについて考えまくった。その結果、20年間考え続けてきたことが一本につながった。

私たちは普段、「何をするか」や「どうやるか」を考えることが多い。

どんな仕事をするか。

どんな方法で進めるか。

どんな目標を立てるか。

もちろん、それらは大切だ。

しかし、それ以上に大切なのは、「なぜ、それをするのか」という問いなのかもしれない。

目的が明確になると、方法はいくらでも見つかる。

反対に、目的が曖昧なままでは、どんなに優れた方法も長続きしない。

人生も同じだ。

仕事が変わることもある。

住む場所が変わることもある。

価値観さえ変わることがある。

しかし、なぜから問うた軸がある人は、大きくぶれることがない。

最近になって思う。

人生は、「何を積み上げるか」よりも、「なぜ積み上げるのか」のほうが大切なのではないか、と。

「なぜ」は、目には見えない。

数字にもならない。

けれど、その見えないものが、人を動かし、組織を動かし、ときには社会まで動かしていく。

サイモン・シネックの話を聞きながら、そんなことを考えていた。

答えは外にあるのではなく、自分の中にある。

だからこそ、人生では何度でも問い直したい。

「私は、なぜこれをしているのだろう。」

その問いが、自分らしい人生への道しるべになる。
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