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「鈍刀を磨く。」
という言葉を知った。
自分を磨く、という言葉は少し気恥ずかしい。
どこか意識が高い感じもするし、成果が出ていないときほど、口にしづらい言葉だ。
でも実際は、もっと地味で、もっと日常的なものだと思っている。
毎日、必ずひとつ。
「あ、ここだな」と感じるポイントが訪れる。
人とのやり取りだったり、仕事の段取りだったり、
自分の言い方や態度だったりする。
大きな事件ではない。
むしろ、誰にも気づかれないような小さな場面だ。
その瞬間に、ふっと思う。
――ああ、今日も試されているな、と。
正解を出す試験ではない。
速さや要領を競うテストでもない。
「どう振る舞うか」「どう受け取るか」「どう飲み込むか」。
そんな、人としての姿勢を問われているような感覚だ。
鈍刀はいくら磨いても光らない。しかし磨いた自分が磨かれる。
人は何を鈍刀とするのかで、人生が変わるのだろう。
もちろん、渦中にいるときはしんどい。
またか、と塞ぎ込みたくなる日もある。
それでも結局、またここに戻ってきてしまう。
どうやら、
鈍刀を磨くという愚行をやめない人生を、
選んでしまったらしい。