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777/1000 何者かにならなくてもよかったのだと、気づく瞬間 

2026/01/03
777/1000 何者かにならなくてもよかったのだと、気づく瞬間 

年始から、ひとつだけ続けていることがある。

それはギターだ。

ギターを始めたのは高校時代。

そもそものきっかけは、とてもささやかなものだった。

母親がフォークミュージックが好きで、

「弾いてくれたら嬉しいな」

子どもの頃に、そんなことをぽろっと言ったのを覚えている。

その一言に応えたくて、ギターをやってみようと思った。

だから本当は、アコースティックギターを弾きたかった。

ところが高校に入って、クラスメイトに

「ギターって何から始めればいい?」

と聞いたら、返ってきたのは

「俺の家来い」

の一言。

そこで初めて見せられたのが、エレキギターだった。

当時はバンドブーム。

ギターを手にする若者は山ほどいた。

そしてその多くが、きっとそうだったように、

“何者かになろう”としてギターを持っていたんじゃないかと思う。

気がつけば私も、最初のきっかけなんてすっかり忘れて、

クラスメイトと一緒に、何者かになろうとしてギターを練習していた。

結局、何者にもなれないまま、

あの頃の時間はあっという間に終わってしまった。

ただ、不思議なことに、

その火種だけは消えなかった。

大した上達もしないまま、

ギターはずっとそばにあって、

年月だけが静かに過ぎていった。

そして今年。

その燻りに、いったん終止符を打とうと思った。

ギターを手放そう。

そう決めたのだ。

数年前に購入した、とびきり素敵な一本がある。

壁に飾っておくには、あまりにももったいない。

相当に吟味して選び抜いた、素晴らしいギターだ。

それをインテリアにしてしまうのは、どうにもかわいそうだった。

手放そうと考えたとき、

ふと、ひとつのことに気がついた。

――自分は、ギターで何者かになろうとしていたんじゃないか。

高校時代のマインドセットが、

ギターを弾くことそのものを、

つまらなくしていたんじゃないか。

手放そうとしなければ、

きっと一生気づかなかったことだと思う。

そう気づいた途端、

不思議とギターが素直に弾きたくなった。

正月は、毎日ギターに触れていた。

そして、

「なぜギターを弾きたかったのか」

その初心を、ようやく思い出した。

今年の目標のひとつに、

両親(私の両親、妻の両親)四人を招いて、

長寿のお祝いをする、というイベントがある。

その場で、

母が好きだった「なごり雪」を

ソロギターで弾く。

そんな目標が、自然と生まれた。

何者かになろうとする気持ちは、

形を変えながら、これまでずっと自分の中にあった。

けれど、その気持ちが

すっかり消えていることに、

手放すことで気がついた。

何者かになる必要はない。

たぶん、もうなっている。

自分として生きる。

それは、自分を受け入れられた時に始まるのだろう。

今年は、そんな元年なのかもしれない。

なんとも言えず、

爽快な気分でいる。

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