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811/1000 グルテンフリーと霜焼けの意外な関係 

2026/02/10
811/1000 グルテンフリーと霜焼けの意外な関係 

この冬、私にとってはっきりとした変化があった。

毎年、足の指が凍傷レベルの地獄の霜焼けに悩まされてきた。

歩くのがやっとで、革靴を履くことができない。

そんな冬が、ずっと当たり前だった。

中学生のころからだ。

医者にも行った。

けれど、治らなかった。

「これはもう体質なのだろう」と、いつしか思うようになっていた。

しまいには、素人判断で

「逆にいいのでは?」と、毎朝足を水につけるという、

今思えばかなり無謀なことまでした。

それでも、治らなかった。

だから今年、霜焼けが出ていないことに、

実はまだ少し戸惑っている。

暖冬だったから、という話ではない。

自分でも、そこははっきり分かっている。

私がやったことは、ただ一つ。

グルテンフリー。

ラーメンも、パンも、うどんも食べなかった。

お菓子も口にしなかった。

劇的な健康法を始めたつもりはない。

誰かに強く勧められたわけでもない。

ただ、試してみただけだ。

エビデンスがあるかどうかは、正直分からない。

霜焼けとグルテンの因果関係を、私は説明できない。

けれど、身体は正直だった。

何十年も当たり前のように起きていた不調が、

今年は、起きなかった。

理解は遅れてくる。

変化は、先に起きる。

治らないものと付き合う、という感覚が、

いつの間にか「仕方のないもの」に変わっていたのだと思う。

でもそれは、本当に仕方のないことだったのだろうか。

この冬、消えたのは霜焼けだけではない。

「どうせ治らない」という、長年の思い込みも、

一緒に静かに消えていた。

霜焼けがない冬は、たぶん、これまでとは別の季節だ。
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