815/1000 打つては無限
2026/02/14
今日から、半年に一度の個別面談が始まった。
もう6年ほど続けている。
そのタイミングで目にした、鶴岡市の最新の出生数は五百人台。
現在の高校生のおよそ半分だという。
数字は正直だ。
地方都市の現実を、静かに突きつけてくる。
この町で生きていく厳しさを、考えさせられる。
人口減少。市場縮小。人材不足。
並べれば、希望は薄く見える。
けれど、面談で一人ひとりと向き合っていると、
不思議と悲観だけにはならない。
目の前にいるのは統計ではなく、
意思を持った一人の人間だ。
人数は減るかもしれない。
だが、密度は高められる。
規模で勝てないなら、質で。
量で競えないなら、思想で磨く。
「打つ手は無限」
強がりではない。
やれることをやる、という姿勢のことだ。
人口は変えられない。
だが、社風はつくれる。
育成もできる。
嘆くより、磨く。
覚悟はできている。
今日も一人と向き合う。
打つ手は、まだある。

