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900/1000 組織の中心という話 

2026/05/13
900/1000 組織の中心という話 

最近、「存在者一中心の原理」という言葉に出会った。

どんな組織や共同体にも、“中心”は一つであるという考え方だ。

 

会社で言えば、

 

社長

部長

課長

係長

一般社員

 

それぞれに役割があり、それぞれに「中心」がある。

 

一般社員にとっての中心は直属の上司。

相談や報告も、その流れを通して行われることで、組織は安定して機能する。

 

しかし現代は、とにかくスピードが求められる。

 

「早い方がいい」

「直接聞いた方が効率的」

 

そうやって、いつの間にか“飛び越え”が増えていく。

 

もちろん悪気はない。

むしろ良かれと思っての行動だ。

 

しかし、それが続くと、少しずつ組織の足腰が弱くなっていく。

 

中間にいる人が育たない。

役割が曖昧になる。

責任の所在もぼやけていく。

 

これは会社だけの話ではないと思う。

 

家庭でも、地域でも、人が集まる場所には必ず“中心”がある。

 

子供から見れば親。

親から見れば、そのまた親。

 

縦のつながりがあるから、人は安心して立つことができる。

 

最近は「横のつながり」が重視される時代だけれど、実は縦のつながりも同じくらい大切なのだと感じる。

 

縦があるから、横も安定する。

 

根がしっかりしている木ほど、枝葉が自由に広がるのと少し似ている。

 

強い組織というのは、声が大きい組織ではなく、中心が定まっている組織なのかもしれない。

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