821/1000 すぐ動くための魔法の問い
2026/02/20
嫌なことは、できれば後回しにしたい。
見ないふりをしたい。
誰かがなんとかしてくれないかと思ってしまう。
時間が経てば悪化することは分かっている。
それでも先延ばしの誘惑は甘い。
私もそういう人間だった。
机の隅の書類。
返さなければならない電話。
判断を迫られる案件。
「今日は忙しいから」
「もう少し情報が揃ってから」
そうやって、心が少しずつ重くなる。
しかし、私は大きく変わった。
“そのうち”をやめる。
そして自分に問う。
「もし明日、自分が動けないとしたら?」
明日、判断も指示も出せないとしたら。
この案件はどうなるか。
この人は困らないか。
会社は止まらないか。
そう考えると、不思議と体が動く。
これは、この一年のしんどい時期、
思うように動けなかった時間があったからこそ
身についた感覚だ。
あの時間はつらかった。
焦りもあったし、自分を責めもした。
けれど、動けない時間があったからこそ、
「動ける今」のありがたさを知った。
しんどいのも、悪いことばかりではない。
嫌なことの多くは、やってしまえば30分で終わる。
放置すれば、状況はどんどん悪くなる。
すぐ動ける今、
こんな日々の先に何があるのか楽しみでならない。

