総合案内 | 0235-24-1048 |
---|
ゴミ受付 | 0235-25-0801 |
---|
窓口 | 8:30〜11:45/13:00〜16:30 |
---|---|
電話対応 | 8:00〜12:00/13:00〜17:00 |
定休日 | 日・祝・土曜不定休・年末年始 |
今日は妻のリクエストで、二宮和也くん主演の話題作『8番出口』を観に行きました。
公開前から「これ観たい!」と強く言っていたので、私も楽しみにしていたのですが、開始30分でまさかの展開。隣を見ると、妻がすやすやと夢の中。しかも緊迫感あふれるシーンをBGMに、気持ちよさそうに舟を漕いでいるのです。
「え? これあなたが選んだんじゃなかったっけ?」と心の中でツッコミを入れつつ、私はスクリーンに釘付け。
「あ〜どんな結末になるんだろう。きっとモヤモヤさせて終わるラストなんだろう」なんて想像しながら観ていましたが、どうだったかはネタバレになるのでやめておきましょう。
劇中『シャイニング』を思わせるようなオマージュにニヤリとしたり、じわじわ迫るホラー的な息苦しさと「志村うしろ、うしろ」みたいなベタさもいい。
なにより、メトロの中というシンプルすぎる設定と人間関係の中で「どうやってストーリーを展開するんだろう?」というワクワクが最後まで続いたのが印象的です。
ただこの中に、人生の縮図なんかも見えてきたりするから不思議でした。
次のステップや何が正解なのか全くわからなくなったり、思わぬ助っ人が現れたり。
味方と思いきや敵だったり、絶望からまた立ち上がったり…。
そんな揺さぶりが次々と訪れる感覚が、この映画の面白さをより強くしていました。
さらに、作品のあちこちに様々なギミックが散りばめられているようで、「もう一度観たら、また違った楽しみ方ができそうだな」と思わせてくれる余韻が残ります。
結局、ラストまでしっかり観たのは私一人。映画の感想を語り合うつもりが、妻の第一声は「ちょっと意味がわからなかった」でした。
私は「意味なんてないよ」と答え、予告編まではしっかり観ていた妻は、「次はアバターを観たい」と申しております。映画っていいね。