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環境管理センターブログ

2026/09/15

今日、ちょっと嬉しいことを言われました。

彼を見てきた先輩スタッフの一人から、

「〇〇、最近すごく変わりましたよ」

と。

彼は、ここ数年なかなか仕事の面で伸び悩んでいたスタッフです。

もちろん真面目に仕事はしている。

でも、もう一歩、自分から考えて動くというところまでいかない。

そんな印象を持っていました。

ところが最近は、自分で考えて行動するようになり、報告・連絡・相談もしっかりできるようになったというのです。

これは嬉しかった。

何より、私ではなく、ずっと彼の仕事ぶりを見てきた先輩スタッフからそんな言葉が出てきたことが嬉しかったのです。

何が彼を変えたのか。

実は少し前に、彼の上にいたスタッフが異動になりました。

それがきっかけだったのかもしれません。

頼れる人が近くにいなくなり、自分で考えなければならなくなった。

自分が判断し、自分が動かなければ仕事が進まない。

そんな環境が、彼を変えたのかもしれません。

もちろん、本当のところは本人に聞いてみなければ分かりません。

でも、今回のことから改めて思ったことがあります。

人が伸び悩んでいるとき、私たちはついつい、

「本人の意識が足りない」

「もっと積極的になってほしい」

と、本人の中に原因を探してしまいます。

でも、もしかすると違うのかもしれない。

その人の能力が足りないのではなく、その力を発揮する役割や環境が、まだ整っていなかっただけなのかもしれません。

誰かがいなくなったことで、自分の役割ができる。

任されることで、考えるようになる。

考えるから、行動するようになる。

そして自分で動くからこそ、報告・連絡・相談の大切さも分かってくる。

人って面白いものです。

何年も見てきたスタッフが、あるタイミングでグッと伸びることがある。

だから、人の成長をこちらの物差しだけで急いで判断してはいけないのだと思います。

人が育つタイミングは、こちらでは決められない。

でも、その人が力を発揮できる場所や役割をつくることはできる。

そして、その変化をちゃんと見つけて、認めることもできる。

数年間伸び悩んでいたからこそ、今回の変化が余計に嬉しい。

こういう瞬間があるから、人と一緒に仕事をするのは面白いんだよなぁ。

2026/09/13

昨日は久しぶりに、不動産の残置物整理の見積もりに行ってきました。

しかも2件連続。

久しぶりということもあって、頭はフル回転です。

今回は解体業者さんと一緒に現場へ。

建物はいずれ解体することになるのですが、その前に、家の中に残された家財道具や生活用品を整理し、処分しなければなりません。

解体業者さんは建物を見る。

私たちは、その「中身」を見る。

面白いもので、見積もりにかかる時間は、私たちの方が長かったりします。

押入れを開ける。

棚を見る。

物置を見る。

タンスの中を見る。

「これは何㎥くらいになるか」

「これはどのように処理するか」

「これはリユースできないか」

「これは分別が必要だな」

「搬出するには何人必要か」

そんなことを一つひとつ考えながら見ていきます。

家一軒となれば、物の種類も量も本当にさまざまです。

大きな家具だけを見て「だいたいこれくらい」とは、なかなかいきません。

むしろ見積もりで怖いのは、目立つ大きな物より、押入れや収納の中にぎっしり入った小さな物だったりします。

だから細かく見る。

そして、頭の中ではすでに作業を始めています。

何人で入るか。

どこから搬出するか。

どの車両を使うか。

何台必要になるか。

何をどこへ持っていくか。

見積もりとは、単に「物の量を数える仕事」ではないのだと思います。

まだ何も動かしていない現場で、実際の作業を頭の中で一度やってみる。

だから時間がかかる。

昨日は2件連続だったので、終わった頃にはなかなかの疲労感でした。

でも久しぶりに現場をじっくり見て、

「ああ、こういうところにも自分たちの仕事の経験が出るんだな」

と改めて感じました。

見積もりに時間がかかるのは、段取りが悪いからではない。

それだけ細かく見て、その先の作業まで考えているから。

見積もりの段階から、もう仕事は始まっているんですね。

2026/09/11

今週は「社長面談」ということで、スタッフ一人ひとりと話す時間を持っています。

 

今日は、管理職のスタッフとの面談でした。

 

話の中で、こんな悩みが出てきました。

 

「人によって対応を変えることは、周囲からの信頼を損ねるのではないか」

 

確かに、人によって態度を変えることは、信頼を損ねます。

 

けれども、「態度を変えること」と「対応を変えること」は、少し違うのではないか。私はそんな話をしました。

 

例えば、料理もそうです。

 

食材には、それぞれを一番活かす調理法があります。

 

煮るのか、炒めるのか、蒸すのか。

同じ煮る料理でも、水から煮るのか、沸騰してから入れるのか。

 

調理法が違うからといって、食材を不公平に扱っているわけではありません。

 

その食材の持ち味を引き出し、最もおいしく、最も輝かせるために、調理法を変えているのです。

 

人も同じなのではないでしょうか。

 

同じ言葉で伝わる人もいれば、少し丁寧に説明した方が力を発揮できる人もいます。任せることで伸びる人もいれば、途中で声をかけた方が安心して進められる人もいます。

 

誰に対しても敬意を持つ。

その姿勢や態度は変えない。

 

けれど、その人が持っている力を発揮できるように、対応は変えていく。

 

目的が「その人を最も輝かせること」であるなら、人によって対応を変えることは、信頼を損ねることではありません。

 

むしろ、管理職として、とても大切なことなのではないか。

 

そんな話をした、今日の社長面談でした。

2026/09/09

スタッフ一人ひとりと、私が直接話をする時間をつくっている。

「社長面談」と書くと、なんだか随分と堅苦しい。

以前は評価シートなんかを使って、目標や仕事ぶりについて話すようなこともしていた。

でも今は、こちらから評価を伝えたり、フィードバックをしたりすることは基本的にしない。

「最近どう?」

「仕事で困っていることない?」

「何かやりにくいことある?」

「会社、ここ変じゃない?ってところない?」

そんな話をする、かなりゆるい面談だ。

7年もやっているのに、時々思う。

これって、本当に意味があるのかな、と。

面談をしたからといって、何かがすぐに変わるわけではない。

ものすごく有意義な話が毎回出てくるわけでもない。

雑談をして終わることだってある。

でも、7年続けてきたからこそ、この「ゆるさ」に意味があるのかもしれないと思うようになった。

評価シートを前にして、

「今年の成果は?」

「これからの目標は?」

と聞けば、当然、面談らしい答えが返ってくる。

でも、私が知りたいのは、そこだけではない。

普段仕事をしていて感じている、ちょっとした違和感。

わざわざ上司に報告するほどでもない困りごと。

「こうしたら、もう少しやりやすいのになあ」ということ。

あるいは仕事とは直接関係のない、最近あった出来事でもいい。

会社の人数が増えてくると、社長のところに届く情報というのは、どうしても限られてくる。

現場から上司へ、そして社長へ。

その途中で、「わざわざ報告するほどでもないこと」は消えていく。

でも、会社を良くするヒントって、案外そんなところにあるのではないだろうか。

一人から聞けば、その人個人の話に聞こえる。

でも何人かと話しているうちに、

「あれ、この話、さっきも聞いたな」

となれば、それは個人の問題ではなく、会社の仕組みの問題なのかもしれない。

そして、何か特別な話が出なくてもいい。

7年間続けてきたことそのものにも、少し意味があるように思う。

年に一度でも、

「社長と一対一で話をする時間がある」

それが当たり前にある会社でいたい。

聞いたことを全部解決できるわけではない。

答えを出さなくてもいい。

ましてや、せっかく話してくれたことに、こちらの考えを被せる必要もない。

「そうなんだ」

「それは知らなかった」

「なるほど」

まずは聞く。

スタッフを評価するためというより、私自身が会社を知るための面談。

今年もそんな感じで、一人ひとりとの時間を過ごしてみようと思う。

2026/09/07

今月、妻の両親の結婚55周年、そして私の両親の結婚50周年を一緒にお祝いする会を開きます。

 

会場を決めたり、昔の写真を集めたり、余興を考えたりと、少しずつ準備を進めています。

 

そして先日は、妻のお父さんが当日着る服を選びに行きました。

 

たぶん本人に聞けば、

 

「なんでもいいよ」

 

と言うに決まっている(笑)。

 

それならばと、私が勝手に見立てることにしました。

 

せっかくのお祝いだからスーツにネクタイというのもいい。

 

でも、家族でのお祝いですから、そこまで堅苦しくなくてもいいんじゃないか。

 

いろいろ考えて選んだのが、少し青みのあるチャコールグレーのセットアップ。

 

中には淡いブルーのポロシャツを合わせて、ネクタイはなし。

 

足元は茶色のローファー。

 

最後は靴下まであれこれ合わせてみました。

 

これが、最高に楽しかった。

 

自分の服を選ぶのとは、また全然違うんですよね。

 

この色なら似合うんじゃないか。

 

こっちの方が若々しく見えるんじゃないか。

 

当日の写真に写ったらどんな感じだろう。

 

そんなことを考えながら、一つひとつ組み合わせていく。

 

考えてみれば、義父の服を私が見立てるなんて、これまでほとんどなかったことです。

 

そして、ふと思いました。

 

55年連れ添った夫婦のお祝いの日に着る服を、娘婿である私が選んでいる。

 

なんだか面白いものです。

 

結婚したことで家族になり、長い時間を一緒に過ごしてきたからこそ、こんな時間もやってくる。

 

金婚式やエメラルド婚式というと、どうしても「当日のお祝い」に目が向きます。

 

でも最近は、昔のアルバムを開いたり、映像を作ったり、プレゼントを考えたり、そして義父の服を選んだり。

 

お祝いというのは、その日だけのものではなく、そこへ向かっている時間も含めてお祝いなのかもしれません。

 

さて、私が見立てたこのコーディネート。

 

本人が気に入ってくれるかどうか。

 

おそらく、

 

「うん、いいんじゃない」

 

くらいでしょうけど(笑)。

 

それで十分。

 

当日、この服を着た義父とみんなで写真を撮るのが、今から楽しみです。
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