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昨日放映された「ルックバック」を観た。友人から「観るといいよ」とLINEが入り、息子に聞くと『チェンソーマンの作者だよ』と教えてくれた。
秋田県出身で、山形市の東北芸術工科大学の卒業生ということもあり、どこか身近な誇らしさを感じながら観始めたのだが、気がつけば静かに胸の奥を揺さぶられていた。
劇中に描かれる風景にも、どこか東北の空気のような落ち着きが感じられ、それもまた心に残った。
観終わったあと、ふと思った。きっとこの作品は、観た人それぞれの中にいる「藤野」と「京本」を思い出させる物語なのだろうと。友人かもしれないし、先生かもしれない。あるいは仕事の仲間かもしれない。違いを認め合いながら互いの中に住み続ける存在は、誰の人生にもきっといるのだと思う。
私にとっては父だった。
反発もしたし、距離を取りたいと思ったこともあった。それでも気がつけば判断の基準のどこかに父がいる。違う道を選んだつもりでも、その選択の根には確かに父の影響がある。経営の方向を変えようとしたときでさえ、父と向き合う時間でもあったのだと今なら分かる。離れたようでいて、離れきれない関係。それはきっと、友情とも師弟とも違う、もっと深い「一心」の関係なのだと思う。
この作品は、そんな自分の中に生き続けている大切な誰かを、静かに思い出させてくれる素敵な物語だった。ぜひ多くの人に観てほしいと思う。