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人生で一番怖いのは、「偉くなること」なのかもしれない。
人は本来、それぞれが尊い存在だ。
だから本当は、誰かより偉くなる必要などないのだと思う。
けれど立場が上がると、「偉さ」というものが静かにまとわりついてくる。
すると不思議なことに、自由に動けなくなる。
弱音を吐きにくくなる。
間違いを認めにくくなる。
人の気持ちに鈍感になる。
そして、人への要求だけが高くなっていく。
それは本当に良いことなのだろうか、と時々立ち止まって考える。
偉さとは、案外、自分をがんじがらめにする鎧のようなものかもしれない。
そんなことを思い出すたび、昔、師匠がよく口にしていた言葉が浮かぶ。
「先生と言われるほど、バカではない」
当時は少し照れ隠しのようにも聞こえたが、今なら分かる気がする。
「先生」と呼ばれる場所に安住しないという覚悟の言葉だったのだろう。
人からそう呼ばれた瞬間に、学ぶ側から教える側へと立場が固定されてしまう。
すると、問い続けることが難しくなる。
けれど本当に大切なのは、学び続ける側に立ち続けることではないか。
偉いと言われることよりも、昨日より少しだけ分かるようになること。
人の話をちゃんと聞けること。
分からないと言えること。
その方がずっと自然で、ずっと自由だ。
だから私は思う。
偉いという鎧など、まず捨て去ろう。
軽くなった分だけ、人に近づける。
そして少しだけ、自分にも正直になれるのだ。