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環境管理センターブログ

2026/07/08
948/1000 『ありがとう』が育ててくれるもの   

「ありがとう」という言葉は、不思議だ。

言われた相手が嬉しいのはもちろんだが、一番変わるのは、実は口にした本人なのかもしれない。

「ありがとう」と言うためには、相手の存在を認めなければならない。

自分一人ではできなかったこと。

誰かが力を貸してくれたこと。

支えてくれたこと。

それに気づいて初めて、「ありがとう」という言葉になる。

だから、「ありがとう」は人を育てる。

人の話を素直に聞けるようになる。

自分だけではないことを知り、謙虚になれる。

相手の立場や気持ちを考え、気配りができるようになる。

素直さも、謙虚さも、気配りも、「身につけよう」と意識して身につくものではないのかもしれない。

日々の「ありがとう」の積み重ねが、いつの間にか自分をそんな人へと育ててくれる。

以前、「感謝はするものではなく、湧くものだ」と書いた。

その湧き上がった感謝を言葉にしたものが、「ありがとう」なのだと思う。

だから、「ありがとう」は単なる挨拶ではない。

人と人をつなぎ、自分自身を育てる言葉だ。

今日も、誰かに「ありがとう」と伝えたい。

その一言は、相手を喜ばせるためだけではない。

未来の自分を、少しだけ素直に、少しだけ謙虚に、少しだけ思いやりのある人へと育ててくれる。

2026/07/06
946/1000 ヒゲの脱毛に行く   

今週、人生で初めてヒゲの脱毛に行く。

そう言うと、「ヒゲ濃いんですか?」と聞かれそうだが、私はどちらかというとかなり薄い方だ。

それでも脱毛に行こうと思った。

 

すべて妻の段取りである。

妻がサロンを調べ、予約までしてくれた。
美容に関して妻は貪欲に情報を集める。

最初は「そこまでしなくても」と思った。

でも最近思う。

歳を重ねるほど、「今さら」という言葉が増えてくる。

新しい服も、スキンケアも、新しい趣味も、「今さら」と自分でブレーキをかけてしまう。

でも、本当は「今さら」ではなく、「今だから」なのかもしれない。

少しでも毎日が快適になるなら、一歩踏み出してみる。

そんな小さな挑戦を楽しめる人でいたい。

さて、人生初のヒゲ脱毛。

どんな感想になるのか、自分でも少し楽しみにしている。

2026/07/04
944/1000 ピンチヒッターのありがたさ   

昨日は、講話をさせていただく機会をいただいた。

もともと予定されていたものではなく、ピンチヒッターとしての登壇だった。そして今月は、もう一度同じような機会をいただいている。

こうした依頼を、私はありがたいものだと感じている。

なぜなら、それは「さあ、自分と向き合う時間が来たよ」というサインのように思えるからだ。

人前で話すには勇気がいる。

相手が何百人でも十数人でも、その本質は変わらない。だから準備は必要だ。

何を伝えたいのか。何を大切にして生きてきたのか。過去を振り返り、今の自分を見つめ、その先の未来を考える。

そんな時間を経て、今回はレジュメだけを作り、あえて練習はしなかった。

ありのままの自分を語るのだから、言葉を覚え込んでも意味がないと思ったからだ。

その場で感じたことを、その場で言葉にする。

本音をそのまま届けよう。

そう決めて臨んだ。

結果は、自分でも驚くほど充実した時間になった。

話しながら、「ああ、自分はそう考えていたのか」と、自分自身が納得する場面が何度もあった。

講話とは、人に伝える時間であると同時に、自分を再発見する時間でもあるのだと改めて感じた。

講話が終わると、何人もの方が握手を求めてくださり声をかけてくれた。

その一言と握手が、とても嬉しかった。

そして帰り際、お土産に立派な庄内砂丘のアンデスメロンをいただいた。

甘いメロンはもちろん嬉しい。

でも、この日一番の収穫は、自分の本音を飾らずに届けられたことだったのかもしれない。

2026/07/02
942/1000 最初の三日間  

昨日から新しいスタッフが加わった。

最初の3日間は、私がメンター役を務めている。

仕事を教えるというよりも、まずは会社を知ってもらう時間だ。

地図の見方、専門用語、社内ルール、電話の取り方、書類の流れ。

長く働いている私たちにとっては当たり前のことばかりだが、新しく入った人にとっては、そのどれもが初めて触れるものばかりである。

だから、「こんなことまで説明するのか」と思うようなことほど、丁寧に伝えるよう心掛けている。

一つひとつ言葉にして説明していると、不思議なことに、自分自身の理解も深まっていく。

「なぜ、このやり方なのか。」

「なぜ、このルールがあるのか。」

普段は考えもしなかったことを、自分に問い直す時間になる。

教えることは、知識を渡すことではなく、自分の当たり前を見つめ直すことなのかもしれない。

新しく入った人は、何も知らない存在ではない。

私たちが見落としていたことや、当たり前になり過ぎていたことを気付かせてくれる存在でもある。

だから最近は、教えているのだか、教わっているのだか分からなくなることがある。

新しい仲間を迎えるたびに、会社は少しずつ若返り、私たちも少しずつ成長していく。

教える側こそ、一番学んでいるのかもしれない。


2026/06/30
940/1000 セールを賢く使う   

この時期になると、あちこちでセールが始まる。

「30%OFF」

「半額」

そんな文字を見ると、少し気持ちが動く。

私もセールは嫌いではない。

以前から欲しいと思っていたものが、ちょうどセールになっていたら素直にうれしい。

セールは、一歩踏み出すきっかけにはなる。

しかし、それが買う理由になってはいけないと思っている。

「安いから買う。」

その買い物は、一見得をしたように思える。

けれど、家に帰ると使わないままになっているものも少なくない。

買ったのはモノではなく、「お得感」だったのかもしれない。

一方で、本当に欲しいと思っていたものなら話は違う。

色もサイズも、自分に合っている。

長く使いたいと思える品質があり、自分の暮らしを豊かにしてくれる。

そんなものが、たまたまセールになっていた。

それは、価格以上の価値がある買い物だと思う。

大切なのは順番だ。

「安いから欲しい」のではなく、「欲しいものが安くなっていた」。

この順番を間違えないことだ。

これは仕事でも同じである。

例えば補助金。

補助金があるから設備を導入するのではない。

まず、その設備が会社に必要であり、将来のために投資する価値があると判断する。

その上で補助金が使えるのであれば、それは一歩踏み出すきっかけになる。

だから補助金を活用する。

補助金を目的にしてしまうと、本当に必要な投資かどうかを見失ってしまう。

セールも補助金も、本質は同じだ。

どちらも主役ではない。

価値あるものや必要なものに出会った時、背中を押してくれる存在なのである。

目先の「お得」に心を奪われるのではなく、その先にある価値を見る。

そんな買い物や投資を積み重ねていきたいと思う。

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