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捨てるって、思っている以上に勇気がいるものです。
でも、その先に“軽やかに笑っている自分”を想像できたら、
そっと一つ手放してみたくなる――
そんな気がしています。
気がつくと、デスクの上に書類が積み上がっていました。
忙しさの名残のようにも見えるけれど、
どこかで心の重さにもつながっている気がします。
判断に迷ったり、集中できなかったり、
なんとなくモヤモヤするときは、
机の上も心の中も、同じように散らかっているものですね。
片付けの現場に立つたびに感じるのは、
“捨てられない”という一点が、
人の時間や気持ちを、そっと曇らせてしまうことがあるということ。
モノが積み上がった部屋には、
そこに住む人の息づかいまで、少し窮屈にしてしまう空気があります。
そしてその景色は、
もしかしたら自分の内側にも広がっているのかもしれません。
「これは、いまの私に本当に必要?」
そう問いかけてみると、
手放すべきものが、そっと輪郭を現してきます。
いらないものを一つ手放すと、
心の中に優しい風が流れ込んでくるようです。
次に向かう道が、すっと明るく見えてくる。
そんな瞬間があります。
捨てるということは、
過去を否定することではありません。
むしろ「ありがとう」を添えて手放すことで、
いまの自分が、より自然に、より自分らしく動けるようになる。
そういう働きがあるのだと思います。
デスクだけではなく、心にもいろいろ積もります。
期待に応えようとした気負い、
気づかれないように抱えた見栄、
昔の輝きにしがみついてしまう気持ち。
それらがふっと軽くなったら、
どれだけ歩きやすくなるんだろう。
年末が近づくと、気持ちが急き立てられるようになりますが、
こんな時こそ、モノも心もひとつだけ“捨てて”みるのもいいですね。
すると、止まっていた歯車が、そっと動き出すことがあります。
未来の自分がほほえんでくれるように、
いまの自分を、軽くしてあげる。
捨てるとは、そんなやわらかな選択なのかもしれません。