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環境管理センターブログ

2025/07/02
587/1000 続けるって、ちょっと優しくなることかもしれない   

「継続は力なり」とはよく言うけれど、

実際に何かを続けている人は、案外少ない。


なぜ、多くの人が途中でやめてしまうのか。

よく挙げられる理由としては、たとえば


① 目標が曖昧

② 結果が出ないことへの焦り

③ 周囲からの反対や無理解

④ 完璧主義ゆえの自滅


なるほど、と思う。

どれも、胸に覚えがある。


「これ、何の意味があるんだろう?」と立ち止まりそうになったり、

アクセス数が伸びなくてモヤモヤしたり、

「そんなの続けてどうするの」と言われて心がぐらついたり。

そして何より、“ちゃんとやらなきゃ”が重荷になる瞬間がある。


それでも、僕は今、もうすぐ600日。

ブログを毎日書いている。

正直、ここまで続くとは思っていなかった。


なぜ続けられたのか

それはたぶん、「絶対」をやめたから。


「今日書けなかったら、明日2本書けばいい」

「抜けたらそこで終わり」じゃなくて、

「抜けても、また続ければいい」

そんなふうに思えるようになったのが大きい。


完璧じゃなくていい。

中身がなくても、たった一行でもいい。

“空白にしない”ことだけが、ひとつの目安だった。


そしてもうひとつ。

最初は「誰かに届けたい」とか「発信力をつけたい」と思っていたけれど、

途中からは「昨日も書いたから、今日も書こう」それだけになっていた。


それって、意外と悪くない。


派手なご褒美はないけれど、

続けてきた日々が、じわっと自信になっている。


何かを続けられるかどうかって、

意志の強さじゃなくて、“自分に少し優しくなれるかどうか”なのかもしれない。


今日もまた、小さな一歩をここに置いておく。

2025/06/30
585/1000 ごみ収集車が運んできた、夏の思い出   

ごみ収集は、夏が一番きつい。

匂いも強くなれば、重さも増す。

それでもこの季節が来ると、僕の中ではある記憶が蘇る。


今日、すれ違った収集車から、あの匂いがした。

ちょっと甘くて、鼻をつく、あの独特のにおい。

人によっては顔をしかめたくなるような匂いかもしれない。

でも、僕にとっては、誇らしい匂いだった。


40年前の夏休み。

家の窓から、向かいの旅館にごみ収集車が来るのを眺めていた。

作業していたのは、父の会社の若いスタッフたち。

父本人はいなかったけれど、彼らの姿にどこか“父の背中”を重ねていた。


祖母はその時間になると、冷蔵庫から瓶のサイダーを取り出す。

タオルでくるんで、それを収集車の作業員にそっと渡す。

僕は、その冷えたサイダーが飲みたくて仕方がなかった。

でもそれは、いつも、黙々と汗を流す大人たちのものだった。


僕はその収集車に乗ることはなかった。

けれど、その匂いとともに芽生えた憧れの気持ちは、今も残っている。


そして今──

収集車に乗っているのは、僕のスタッフたちだ。

昔の僕が憧れたあの姿に、今は自分の仲間が立っている。

その事実が、どこかくすぐったくて、少しだけ誇らしい。


あの匂いは、何も変わらない。

だけど、それを見つめる僕の立ち位置は、確かに変わっている。


あの夏のサイダーのように、

冷たくて、少し遠くて、だけどちゃんと心に沁みている──

そんな記憶とともに、今年の夏も始まっている。



2025/06/28
583/1000 柔軟剤なしで、男たちは立ち向かう   

妻と娘が“推し活”で東京に出かけた朝。

残された男子チームに、二枚のメモが託された。


テーブルの上には、丁寧にびっしりと書かれた指令書。

そこには、洗濯のやり方や、冷蔵庫の何を捨てていいか、さらに──


「ペットボトルはラベルとキャップを取ってから」

「猫のナナちゃんが来たら、氷入りの水をあげて」

「近所のトラ(猫)が来たときは、うちの子たちとバッティングしないように注意」


情報量がすごい。愛と配慮に満ちている。


だが同時に、問題もある。

例えば洗濯の欄には、「1番左のボトルを最初、次に真ん中のをちょっとだけ」とある。


……が、ボトルの中身の名前は書いてない。

おしゃれすぎて、どれが洗剤で、どれが柔軟剤か分からない。

そもそも“ちょっとだけ”って、どれくらい?

小さじ? 手の感覚? 僕の裁量?


こういうときに「手伝おうか?」なんて言葉は禁句だ。

なぜなら「手伝う」は、妻の仕事であると決めつけている響きを含むから。


でも実際は、手伝いたいのだ。やる気もある。

ただ、いろんなことが分からないだけなのだ。

洗剤のタイミング、ナナちゃんとトラの顔の見分け方、そしてペットボトルの一時置き場。


男子チームは今日、柔軟剤なしで洗濯を回し、冷蔵庫のタレと格闘し、

ゴミ袋を家中探し回った挙句、廊下のチェストで発見した。


きっと妻が帰ってきたら、「ここ、やってないじゃん」と言うだろう。

でも僕たちは言いたい。


「ぜんぶ、ちゃんとやったんだよ。やり方は独特だったかもしれないけれど」

と。

2025/06/26
581/1000 問いだけ置いて、あとは寝る  

コロナで寝込んでいます。

これで3回目。半年おきにかかっていて、しかも毎回、大きなイベントが終わったタイミングでやってくる。


今回はとにかく頭がガンガンして、何も考える気が起きません。

「こういう機会に、新しい目標でも立ててみようかな」なんて思ったけど、ムリ。


目は閉じてるけど、思考は漂っていて、何も考えてないようでいて、

「次、どうする?」という問いだけは、自分の中にそっと投げておきました。


答えなんて出てこないし、探す元気もないけれど、

きっとこの問いを受け取った“どこかの自分”が、ぼんやりと考えてくれている気がしています。

今はまだ見えないだけで。


今日もとにかく寝て、回復を待ちます。

歯だけはちゃんと磨いて、あとはもう、な〜んにもしません。

たまには、そんな日もいいじゃないですか。

2025/06/24
579/1000 カッコよくあるためには   

かっこいい人って、ほんとうにいる。


それは何かっていうと、“スタイル”とか“世界”を持っている人のこと。

ブランドの服とか、いい時計をしてるとか、もちろんそういうんじゃない。

自分の軸で立っていて、ブレない。

何を着ていても、その人らしさがにじみ出てる。


そういう人に出会うと、自分なんかまだまだだなぁと思う。

服のセンス云々より前に、もっと内側を磨かないと、と。


最近、息子に服の選び方を少しずつ教えている。

と言っても偉そうに指南してるわけじゃなくて、

30年かけて私が失敗してきた記録を、ちょっとずつ伝えているだけ。


「大柄の模様は似合わないぞ」とか、

「首元はキュッとした方が小林家の顔には合う」とか、

そんなことばかり言ってるけれど、

その裏には、“自分がどう見られたいか”より

“自分がどう在りたいか”を大切にしてほしいって思いがある。


ほんとうにかっこいい人って、外側だけじゃない。

言葉が自然体で、呼吸が落ち着いていて、

背筋が伸びてて、自分のペースで歩いてる。


服は、それを支える一つのツールでしかない。

だから私も最近では、“似合うかどうか”より

“この服を着て、どんな自分でいたいか”を考えて選ぶようになった。


結局、息子にアドバイスしてる言葉は、

全部、自分にも向けているんだと思う。
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