1952年にヒットした名曲「雪の降る街を」。作曲した中田喜直氏は当地鶴岡でこの曲を作ったと言われています。私が生まれるずっと前の歌ですから、ヒット曲と言えどもピンと来るものではないのですが、重厚で荘厳な佇まいの同曲を聴くと、やはりしんしんと音もなく降り頻る雪の風景を連想させてくれます。
今日はそんな「雪の降る街を」の如く雪模様の鶴岡です。大雪というのは風が強い時にはまず発生しません。だからほぼ無風、なんだか静かだなと外に目をやると20cmも30cmも積もっているそれが鶴岡の雪の降り方です。
雪が降ると、全てのモノを白く覆ってくれるので夜は明るくなり、汚れたモノもみんな隠してくれます。だから街が美しい。ということで、雪で冷やしたビールとか冷酒を雪見酒なんていうのは最高ですね。鶴岡は日本酒が最高に美味い所ですから、事実平均的な消費量の5倍とも言われています。
スキー場で飲むビールも最高ですし、なぜか雪が降ると喉が渇いてくるんですよね。だからスキー⇨ビール⇨温泉⇨温泉旅館で地酒、これが鶴岡の冬のゴールデンプログラムですね。
それはそうと、明朝の積雪が気になりますので、あまり深酒をせず床に着こうとも思いました。冬は冬で楽しめる、いい感じのおじさんになりつつある自分におかしみを感じた雪の日でした。