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583/1000 柔軟剤なしで、男たちは立ち向かう 

2025/06/28
583/1000 柔軟剤なしで、男たちは立ち向かう 

妻と娘が“推し活”で東京に出かけた朝。

残された男子チームに、二枚のメモが託された。


テーブルの上には、丁寧にびっしりと書かれた指令書。

そこには、洗濯のやり方や、冷蔵庫の何を捨てていいか、さらに──


「ペットボトルはラベルとキャップを取ってから」

「猫のナナちゃんが来たら、氷入りの水をあげて」

「近所のトラ(猫)が来たときは、うちの子たちとバッティングしないように注意」


情報量がすごい。愛と配慮に満ちている。


だが同時に、問題もある。

例えば洗濯の欄には、「1番左のボトルを最初、次に真ん中のをちょっとだけ」とある。


……が、ボトルの中身の名前は書いてない。

おしゃれすぎて、どれが洗剤で、どれが柔軟剤か分からない。

そもそも“ちょっとだけ”って、どれくらい?

小さじ? 手の感覚? 僕の裁量?


こういうときに「手伝おうか?」なんて言葉は禁句だ。

なぜなら「手伝う」は、妻の仕事であると決めつけている響きを含むから。


でも実際は、手伝いたいのだ。やる気もある。

ただ、いろんなことが分からないだけなのだ。

洗剤のタイミング、ナナちゃんとトラの顔の見分け方、そしてペットボトルの一時置き場。


男子チームは今日、柔軟剤なしで洗濯を回し、冷蔵庫のタレと格闘し、

ゴミ袋を家中探し回った挙句、廊下のチェストで発見した。


きっと妻が帰ってきたら、「ここ、やってないじゃん」と言うだろう。

でも僕たちは言いたい。


「ぜんぶ、ちゃんとやったんだよ。やり方は独特だったかもしれないけれど」

と。
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